Udacityは実際どうなのか 初めてのプロジェクト提出
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僕は現在UdacityというウェブサイトでFull Stack Web Developer Nanodegree Programに参加している。Udacityというのはオンラインでプログラミングなどのエンジニアリングスキルを学び、独自のナノ学位(nanodegree)を取得することができるwebサービスである。
今参加しているFull Stack Web Developer Nanodegree Programではhtmlやjava scriptといったフロントエンドの言語やLinuxサーバーへのデプロイなどサーバーサイドの勉強までDeveloperとしての一通りを学習することができる。
Nanodegreeシステムについては需要があればおいおい話すとして、初めのProjectの提出までの様子について話してみようと思う。Udacityに興味がある人の参考になれば幸いである。
Part1 Programming Fundamentals and the Web
第1章ではプログラミングの基礎としてPython, HTML, CSSを通してweb developerとしてのスタートを切ろうといったところである。その中でもまずはじめにPythonを使ったムービートレイラーサイトを作ることになる。とはいってもまだHTMLに触る前なのでHTMLファイルはあらかじめ用意されておりその中で実行させるPythonファイルをコーディングしていこうという流れだ。
主にPythonのモジュールの使い方やオブジェクトについて触れていくのでPythonを全く触れたことがないという人は一通り文法について目を通してから始めた方がいいかもしれない。
ただムービートレイラーページの制作までの動画は無料で見ることができるのでそれをみて様子を掴むのがいいかもしれない。
コンテンツについて
まず大前提として、動画やテキストは全て英語であるので、いくら動画ベースだからと言って英語さっぱりという状態だとさすがについていくのは厳しいかもしれない。特に先に進んでくるとテキストベースのレクチャーが増えていくので割と読解力が求められるかもしれない。
僕はあらかじめPythonやHTML&CSSに少し触れたことがあったので、英語字幕をつけながら動画を視聴していてなんとかついていけるといった感じである。本当に知識0からのスタートだと専門用語も少なからずあるので少し大変か。
しかし逆手に取ってしまえば、後述するチャットやフォーラムの利用を含め英語に触れる時間が長くなるので一緒に英語のスキルを向上させることができるとも言える。すごーい、一石二鳥。もともとコーディングは英語主体なので最初から英語の方が覚えやすいかもしれない。
中身に関してはとても勉強になっているなと感じている。というのもそこらのプログラミング講座の無料動画などだと文法を一通り紹介するだけで終わってしまうこともよくあるが、このコースでは途中でGitやGoogleの開発者向けコンテンツなどの開発環境についての勉強やREADMEの書き方についてなど自分がもし何か開発をやるとなった時に必要なスキルを得るための導線が確保されているのがとてもありがたい。
例えばムービートレイラーサイトのコードをレビューしてもらったのだが、それぞれのコードについて正しくかけているかだけではなく、コメントの使い方やpep8(コーディング規約)の指導までしてくれる。まさに現場での実働に向けた添削をしてくれるといったところである。これは動画を見るだけの一方通行なサービスと比較して優れているところである。
完全に英語ではあるが生徒間でのフォーラムやメンターとのチャットシステムもあり、番協しやすい環境が整っていると感じる。
僕はまだフォーラム等で質問するほど難しい課題に取り組んではないのだが、ゆくゆくは大活躍しているかもしれない。
iPadでは少し不便か
iPad用にUdacityのアプリがリリースされており、そのアプリを等して勉強することもできる。僕の使っているiPad proだとSplitviewにも対応しているため、PythonistaやTextasticなどを使ってコーディングを同時にしていくことができるのだが、iPadのChromeで開発者ツールが使えないことや、クイズとしてUdacityアプリ内にコードを記述する時にエラーが生じてうまく表記できず、先に進めなかったりしてしまう。これはどうしてもiPad proにおいてもコーディングデバイスとしては不十分な部分が露呈してしまうといったところだ。これは今後改善できれば紹介したいと思う。
現行ではノートパソコンを使って勉強するのがベターだ。
とまあこんな感じで現在は十分満足している。今後プロジェクトを進めていく途中で随時報告できたらと思う。英語のサイトであるがゆえなかなか日本語での情報が少ないので、少しでもやるかやらないか迷っている人の参考になればと思う。